太陽光発電の家(Solar Wing)

■住宅設計のコンセプト
南の風景に裏六甲の山並みを見る住宅地にこの住宅は建つ。土地の選定から参加することで、早い時期から施主の希望がこの風景に大きく開いたプランをイメージしていることを感じ、計画に反映させた。
結果、2階リビングの構成を採用。将来建築されるだろう道路を挟んだ南側の土地を意識しながら、ダイニングからもリビングからもワイドな眺望を確保した。リビングは畳を敷き前に8畳大のベランダを配置した。座の目線からは、ちょうどベランダの手摺壁で山と空だけが切り取られる。また、ダイニングも大型サッシを取り付けつつも特注家具を横切らせることで視線調整をしている。
玄関からのアプローチが北向きになるため、暗く閉塞的なイメージにならぬよう坪庭・植栽を配し、光と潤いを持たせた。
太陽光発電を採用。外観デザインの邪魔にならないよう、屋根設置面を段落ちにし設置時に面が揃うように配慮している。
■住宅データ
所在地
:兵庫県神戸市北区大池見山台
家族構成
:夫婦2人+子ども1人
法規
:都市計画区域内 市街化区域 第一種低層住居専用地域
:建ぺい率 50%
:容積率 80%
構造・工法
:主体構造 木造軸組 在来工法
床面積
:1階 67.90平方メートル
:2階 56.31平方メートル
:延床面積 124.21平方メートル(37.57坪)
その他
:オール電化
:太陽光発電
:エコキュート
施工
:伊万里建設株式会社
竣工
:2006年 9月
■Process
![]() | 現場は六甲山の北側にある住宅地。南へのロケーションが気に入られてこの土地を購入された。 |
![]() | 地鎮祭。工事の安全を祈願していよいよ工事が始まる。 |
![]() | GLは道路より1.5mほど高い。カーポートを確保するために、まず土留擁壁を作る。しかし始めたとたん、岩が現れ工事が難航。建物にとっては良いのだが・・・。 |
![]() | 擁壁の鉄筋組と仮枠を建てる。コンクリートを流し、打放し仕上にする。 |
![]() | 擁壁・基礎が完成する。 |
![]() | 建方が始まる。大工さんの手際のいい作業で、一日で棟が上がる。 |
![]() | 足場・シートに包まれ、これから本格的な造作工事が始まる。 |
![]() | 週に1回、定例会議を開き、現場の進行具合に合せて確認作業を行う。 変化に対する施主のリアクションは監理業務でのお楽しみののひとつなのだが、施主の仮住まいが向いの家だったため、私より先に状況をご存知で、少し寂しかった。 |
![]() | 内外とも、下地までの工程が完了し、仕上作業に入る。 |
![]() | 完成間近。外壁が仕上がり足場も取れ、外構工事が終われば完成だ。 |
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