丘の上の石庭
造園工事ではいつもお世話になっている
松匠さんからの依頼であった。
遠く山並みを望むことができる
高台に位置するエントランスである。
この恵まれた眺望をどう扱うか?!
まずアプローチからエントランスまで開けている風景を
あえて閉じてしまう。
そして長い壁をつくり
アプローチ側の世界と庭側の世界を明確に分けた。
訪問者がエントランスに至る時
風景が開ける。 驚き・・ 感動・・。
そんなストーリーを考えてみた。
庭側の世界には風景との遠近感を強調するための装置として
剛の石組みと柔の樹木を配置し対比させた。
そのふたつを繋げる水盤が水平線を描く。
デザイン、模型制作から現場のライン出し、石積みや植樹まで
自らよく働いた。楽しい作業であった。
梅雨明けの竣工写真の撮影が楽しみである。









