Policy
プライベートな問題を解決すると同時に
パブリックな視点を持つということ
私たちの仕事は、住宅でいえば“家族を育む”空間を、その個性に合せて作っていくという作業です。大きく「傾向」という方向性はあるものの答はひとつではありませんから、依頼主の意向に注意深く耳を傾けて慰安をくり返しながら、その家族にとって最良な選択は何なのかを探るという作業をねばり強く行ないます。敷地のロケーションなどを見て感じた印象から展開させていくデザインイメージを軸に、依頼主の要望を具体化していきます。
明治維新以降、欧米の文化や価値観の流入は、戦後のアメリカ資本主義の導入によってピークを迎えます。そして高度経済成長は日本を確かに豊かにしましたが、その代償として多くの大事なものを手放すことになりました。資本主義というシステムが求める合理性は、日本人に「継承」していくことの意義と責任感を失わせてしまいました。過去とのつながりが希薄になると、足元の利益しか見えなくなり、多くの人々がごく個人的なもしくは刹那な判断しか出来なくなっています。今起こる環境問題をはじめとする様々な問題は、この失った「つながり」に起因していると思えるのです。その回復のために、私たち大人はもっと「公の利益」について関わっていくべきだと思います。
たとえば「和風」という言葉。
“和”は私たち日本人のオリジナルの文化でありルーツなのです。それを「和風」という「洋風」に対極する選択肢として扱うことに疑問を持たない私たちの中に、壊れた日本人の価値観の問題が内在しています。
建築を通して“和”の文化を捉え、次世代につないでいくこと。なづな工房の重要な役割であるとかんがえます。またどれだけ美しい空間を創っても、素材や設備のライフサイクルにおける環境負荷が高かったり人体に有害であれば、それは本当の意味での美しさであるとはいえません。出来る限りそういった負荷要素を減らしていきたいと考えています。
パブリックな視点を持つということ
私たちの仕事は、住宅でいえば“家族を育む”空間を、その個性に合せて作っていくという作業です。大きく「傾向」という方向性はあるものの答はひとつではありませんから、依頼主の意向に注意深く耳を傾けて慰安をくり返しながら、その家族にとって最良な選択は何なのかを探るという作業をねばり強く行ないます。敷地のロケーションなどを見て感じた印象から展開させていくデザインイメージを軸に、依頼主の要望を具体化していきます。
明治維新以降、欧米の文化や価値観の流入は、戦後のアメリカ資本主義の導入によってピークを迎えます。そして高度経済成長は日本を確かに豊かにしましたが、その代償として多くの大事なものを手放すことになりました。資本主義というシステムが求める合理性は、日本人に「継承」していくことの意義と責任感を失わせてしまいました。過去とのつながりが希薄になると、足元の利益しか見えなくなり、多くの人々がごく個人的なもしくは刹那な判断しか出来なくなっています。今起こる環境問題をはじめとする様々な問題は、この失った「つながり」に起因していると思えるのです。その回復のために、私たち大人はもっと「公の利益」について関わっていくべきだと思います。
たとえば「和風」という言葉。
“和”は私たち日本人のオリジナルの文化でありルーツなのです。それを「和風」という「洋風」に対極する選択肢として扱うことに疑問を持たない私たちの中に、壊れた日本人の価値観の問題が内在しています。
建築を通して“和”の文化を捉え、次世代につないでいくこと。なづな工房の重要な役割であるとかんがえます。またどれだけ美しい空間を創っても、素材や設備のライフサイクルにおける環境負荷が高かったり人体に有害であれば、それは本当の意味での美しさであるとはいえません。出来る限りそういった負荷要素を減らしていきたいと考えています。
